未病の方へ

8月のお話「五臓とストレスと病」

病(やまい)の原因には・・・

①内因(精神の感情によって、影響してくるもの)怒・喜・思・憂・悲・恐・驚く...など 

②外因(身体の外から影響してくるもの)風・寒・暑・湿・燥・火・伝染病...など

③不内外因(生活習慣の不摂生により影響してくるもの)飲食の偏り・過労・怠け過ぎ・性生活の不摂生・外傷

 以上大きく分けて3つの要因が挙げられます。

 これらの3つの要因が身体(五臓)を傷つけるのです!
                                 五臓についてはこちらをクリック  

ストレスは勿論「①内因」です。
ストレスにも色々ありますよね

【怒りすぎる場合】→五臓の「肝」を傷つけます

 「肝」が傷つくと、巡らなくてはならない「気」が、身体の上部へ逆上したままになってしまいます。
    「気」が滞ると、身体に栄養をめぐらせている「血」も巡らなくなる。。。

(初期症状)頭痛・肩こり・目の疲れ・耳鳴り・のぼせ・動悸など...様々な症状が出てきます。

★治療法は、「気」を降ろす鍼・灸治療に加えて、「気」を降ろす効果のある食物を薦めます⇒酸味・他

なにより、リラックスしてイライラを抑え、怒りを静めることが大切です

 

【喜びすぎる場合】→五臓の「心」を傷つけます

 「心」が傷つくと、「気」の流れが緩んでしまいます。特に身体に栄養を巡らせる「血」の巡りが悪くなる
    「血」が滞ると、「気」も巡らなくなる。。。

(初期症状)動悸・めまい・顔面蒼白・呼吸微弱・冷え...他

★治療法は、「気」を締める鍼・灸治療に加えて、「血」の流れを良くする食物を薦めます⇒苦味・他

なにより、はしゃぎすぎないよう、気持ちを落ち着かせることが大切です

 

【思いつめる場合】→五臓の「脾」を傷つけます

 「脾」が傷つくと、「気」の流れが結ばれてしまいます。「気」の流れが止まってしまうのです。
    「気」の流れが止まると、「五臓六腑」の働きも止まってしまい、
                             身体に必要な栄養などが作られなくなる。。。

(初期症状)食欲不振・胃もたれなどの消化器系の異常・食後眠くなる・めまい・手足の萎縮

★治療法は、「気」を流れを促す鍼・灸治療に加えて、傷ついた「脾」を強くする食物を勧めます⇒甘味・他

悩みを解決し、気持ちを切り替えるようにしましょう

 

【悲しみの場合】→五臓の「肺」を傷つけます

 「肺」が傷つくと、「気」が消えてしまいます。身体に必要な「気」が作られなくなってしまうのです。
    「気」が作られないと、「気」が巡らなくなり、最後は身体の機能が停止してしまします。

(初期症状)咳・くしゃみ・鼻づまり・浮腫・息切れ・汗をかかない

★治療法は「気」を補う鍼・灸治療に加えて、傷ついた「肺」を強くする食物を勧めます⇒辛味・他

悲しみは・・・辛いですよね。。。言葉が見つかりません。
                          自分に~やさしく~してあげてください。

 

【恐れる場合】→五臓の「腎」を傷つけます

 恐れによって傷つけられた「腎」は「気」を下ろしてしまいます。 
   その結果「気」が身体の下部に沈んでしまい、流れが滞ります。

(初期症状)下半身のだるさ・冷え・耳鳴り・めまい・頻尿・下痢

★治療法は「気」を浮かせる鍼・灸治療に加えて、傷ついた「腎」を補う食物を薦めます⇒しおからい味・他

気持ちに余裕をもって、準備を周到に心がけましょう。あとは度胸で切り抜けましょう!

 

【驚く場合】→恐れると同様「腎」を傷つけます

 驚くことによって傷つけられた「腎」は、「気」を乱れさせてしまいます。
   その結果「気」がおさまるべき「腎」に蔵されなくなる。必要なだけの「腎気」が足りなくなる

(初期症状)下半身のだるさ・冷え・耳鳴り・めまい・頻尿・下痢

★治療法は「気」を補う鍼・灸治療に加えて、傷ついた「腎」を補う食物を薦めます⇒同上

気持ちを柔軟に持って、対応しましょう。

 

偏った感情をいつまでも引きずると、身体の調子を悪くするだけです。

色んな事を良い経験ととらえる事によって、自分も成長できるはずです。

ストレスと上手に付き合って、精神的な面から身体を健康に導きましょう!!

 

 

鍼灸おかだ治療院